カナダについて

基本情報

 広大なカナダ。その面積はおよそ1000万平方km(正確には998万4670平方km)と、世界第2位。東西は大西洋から太平洋まで、さらに北は北極海まで広がり、6つの時間帯にまたがっています。国内には10の州と3つの準州があります。それぞれの州・準州については、下記の地域別情報をご覧ください。
 
人口は3280万人。国民の77%は米国国境から200km以内にある市や町に暮らしています。大きな都市としては、オンタリオ州トロント、ケベック州モントリオール、ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバーがあります。
 
知っておきたい基礎知識や見どころについては、カナダマップをご覧ください。また、国土の規模や位置関係の理解にも役立ちます。 
 

もっと知りたい! カナダの情報

カナダ観光局の個人向けサイトには、歴史、民族、地理を始め、多彩な情報が用意されています。下記の中から興味のある項目をクリックして、ご利用ください。お探しの情報が見当たらない場合には、お気軽にお問い合わせください。
 

おもしろ情報

「世界で初めて宇宙人が地上に降り立った場所は?」「氷山片や氷岩とは?」「カナダでピラミッドパワーを利用しているワイナリーは?」—。答えは「おもしろ情報」のコーナーで。ほかにも、思わず知りたくなるような小ネタがたっぷり。下記をはじめとするおもしろ情報は、「全部見る」をクリック。カナダのトリビア情報をご堪能ください。 
 

 

カナダの州・準州

アルバータ州 威風堂々、ロッキー山脈のたたずまい

Albertaアルバータ州と言えば、険しくも美しいカナディアン・ロッキーの手つかずの大自然が思い浮かびます。しかし、先史時代の面影を残すアルバータ州バッドランドの不毛地帯では、恐竜の神秘に迫ることができます。また、バッファローを追って移動生活を営んでいた先住民と同じ道をたどり、毛皮商人やウイスキーの密輸業者、探検家ら、カナダ版の「西部開拓時代」を彩った人々の足跡を追体験することも。豊かな資源に恵まれたアルバータ州は、文化が花開いた街でもあります。現代的な都市としては、エドモントン(州都)や洗練された雰囲気のカルガリーがあります。ウェスト・エドモントン・モールは、世界最大級のショッピングモールです。カルガリーは、開拓時代を彷彿とさせるカウボーイの祭典「カルガリー・スタンピード」(7月開催)の開催地として知られています。ロデオ大会やライブ演奏、昔ながらの見本市、街を練り歩く伝統のパレードなど見どころいっぱいです。バンフ、ジャスパー、レイク・ルイーズのエリアは、「シャンペンパウダー」と呼ばれるサラサラの雪質で定評があります。まさしく世界最高のゲレンデ、思わず息を呑むような絶景をたっぷりと堪能できます。
 

ブリティッシュ・コロンビア州 究極の大自然

British Columbia午前はスキー、午後はゴルフ。そんな楽しみ方ができるのも、多彩な表情を見せる壮大なブリティッシュ・コロンビア州ならでは。文字どおり思いのままです。澄んだ空気、そびえ立つ木々、険しい山々、水しぶきを上げる激流、どこまでも続く穏やかな砂浜。忘れてはいけないのが、カナダ随一の新鮮でおいしいシーフード。釣り船をチャーターしてフィッシング、ガイド付きのホエールウォッチング・ツアー、ウィスラー付近の原生林を風のように駆け抜けるジップトレッキングもぜひ挑戦してみたいもの。アウトドアを満喫した後も楽しみは尽きません。アンティークショップへお宝探しに繰り出すもよし、豪華なスパや天然温泉でのんびりするもよし。ブリティッシュ・コロンビア州の自慢のひとつ、オカナガン・バレーは、カナダ屈指の高級ワイン産地としても知られています。ワイナリーを訪ねて試飲したり、ワインフェスティバルを満喫したりするのも一興です。オカナガンでは、珍しいアイスワインも作られています。国際派には、魅力いっぱいの熱気あふれるエキゾチックなバンクーバーや、趣があってちょっと古風なビクトリアがお薦め。こうした海岸沿いの人気都市は豊かな自然の美に加えて、グルメも納得のエスニック料理、活気あるアーティストのコミュニティ、デザイナーズブランドのブティック、賑やかなナイトライフに彩られています。
 

マニトバ州 大自然のいざない

Manitobaマニトバ州の気候は、年間を通じてうららかな晴れの日が続きます。澄み切った爽やかな空気も自慢のひとつ。そんなマニトバ州は、世界でも屈指の野生生物の宝庫として知られています。毎年、自然愛好家が動植物を一目見ようと世界中から集まってきます。特に人気を集めているのが、ホッキョクグマの写真撮影。「世界のホッキョクグマの首都」と呼ばれる州北部の都市チャーチルでは、秋になると何百頭ものホッキョクグマが集まり、海が結氷するのを待つ姿が見られます。また、1年を通じて野鳥ファンに人気があるのが、オークハモック湿地案内センターです。ウィニペグからわずか15分、北米ではバードウォッチングのベストスポットと言われるこのエリアの中心に位置します。もちろん幻想的なオーロラも楽しめます。美しい光が夜空を彩る様子は、まるで魔法のよう。夏には、ハドソン湾で水遊び。笑顔のような表情が愛くるしいシロイルカと間近にふれあえます。州都ウィニペグは歴史、芸術、文化の街であるだけでなく、家族全員が楽しめる見どころや施設、充実のグルメスポットがあふれています。
 

ニュー・ブランズウィック州 アトランティック・カナダの海の不思議

New Brunswick満潮と干潮の差が世界一のファンディ湾。1日に2回、数百万トンもの海水が出入りしており、地球上の全河川を流れる水量に相当するとも言われています。ファンディ湾の干潟には、エサのエビを求めて何千羽もの渡り鳥が集まります。また、クジラも世界最多の種が見られます。ニュー・ブランズウィック州は、カナダで初めてアカディア人(アカディアン)と呼ばれるフランス系住民が定住した地域で、独自の歴史や文化が息づいています。冬は結氷した湖やスケートリンクでスケートを楽しみ、春はメープルシロップやゼンマイ(ソテーして料理のアクセントに使用)の季節。夏は燦々と降り注ぐ陽射しの中、海沿いの散歩やクジラを眺めながらのセーリングも楽しいものです。収穫の季節となる秋には、木々の葉が紅葉して美しい景色が広がります。
 

ニューファンドランド&ラブラドール州 海とともに生きる暮らし

Newfoundland and Labrador氷河が形成した内陸フィヨルド、複雑に入り組んだ海岸線、氷に覆われた道が行く手を阻むように切り立った山々。そんな大自然が織りなす息を呑むような絶景が広がります。36トンもの巨大なザトウクジラも、ここではお馴染みの風景です。ニューファンドランド&ラブラドール州は、1000年前にバイキングが暮らした遺跡が出土しており、現在はユネスコ世界遺産に指定されています。この厳しい環境の中では、生活の糧は海だけ。しかし、この地を訪れると、とびきり遊び心のある素敵な人々に出会えます。夏は祭りや音楽、催し物などが活発で、独自の伝統を大切に守り続けています。サーモンが遡上する河川は200以上、トラウト(マス)が生息する河川は数千に上るなど、ニューファンドランドは、釣り好き心をとらえて放しません。

 

ノバ・スコシア州 船乗りの熱き心意気

Nova Scotiaノバ・スコシア州は、美しい砂浜が続く海岸線、歴史を彩った要塞、ケープ・ブレトン島の険しい岩肌の高地が特徴です。州内には全長7400kmに及ぶ変化に富んだ海岸線があり、灯台が点在します。州都ハリファックスのように賑やかな都市がある一方、ケープ・ブレトン島のようにのどかな景色が広がる田園地帯もあります。歴史の街、ハリファックスでは、現代的なビジネス街に18世紀、19世紀の建築物が並びます。ケープ・ブレトン島は、スコットランドの舞踏曲ジグやリールの影響が色濃く残る軽快な音楽で知られています。カナダの著名なフィドル奏者の多くを同島出身者が占めているのもうなずけます。ケープ・ブレトン・ハイランド国立公園の海岸沿いを走るハイウェイは、北米大陸でも屈指の風光明媚な景色を堪能できます。「フェスティバルの州」の異名を取るノバ・スコシア州。州内各地で1年を通じて600もの祭りやイベントが開催されています。
 

オンタリオ州 コテージ・カントリー、滝、都会的な雰囲気

Ontario先住民はオンタリオを「輝く水の国」と呼びました。州内のあちらこちらに大小数十万もの湖が点在することや、新婚旅行の立ち寄り先として定番の豪快なナイアガラ滝があることと無縁ではありません。いずれにせよ、オンタリオにある無数の水路から「コテージ・カントリー」のイメージが生まれました。この地では、避暑と言えば当然、美しい景色が付き物なのです。この州に暮らす人々は実に国際的で、世界70カ国から集まっています。人々の出身地がこれだけ多岐にわたるため、オンタリオの主要都市にはさまざまな文化、芸術、食文化がもたらされ、生き生きとした雰囲気が生まれています。州都トロントは、カナダ最大の都市でもあり、交響楽団、バレエ、オペラ、ショッピング、ナイトライフ、一流レストランなど、都会ならではの楽しみがあふれています。一方、カナダの政治の中心はオタワ。連邦政府の建物、美術館・博物館のほか、秀逸な(ときに物議を醸す)アート作品の展示で有名なナショナル・ギャラリーなどが集まっています。ナイアガラ地区には人気劇場があるほか、カナダ屈指のワイン産地としても知られており、特にアイスワインが注目されています。
 

プリンス・エドワード・アイランド州 灯台、ロブスター、赤土の大地

Prince Edward Island赤土の大地と起伏に富んだ緑の丘。そんな自然に抱かれた島は、新鮮なロブスター、美しい砂浜、上質のゴルフコース、そしてルーシー・モード・モンゴメリー作『赤毛のアン』の舞台として知られています。島の暮らしは、のどかそのもの。趣があり、散策にもぴったりです。人々は温かく、飾らない人ばかり。プリンス・エドワード島の自慢のひとつが灯台。その数は実に76カ所と群を抜きます。サイクリングで灯台巡りを楽しむ観光客も少なくありません。このカナダで最も小さな州と本土を隔てる海峡に、技術の粋を集めた全長12.9kmのコンフェデレーションブリッジが架けられました。お陰で都会の喧騒を逃れて、クルマで手軽に訪れることができるようになりました。プリンス・エドワード島は、カナダ建国会議が開催された建国の地でもあります。
 

ケベック州 フランスの香り漂う伝統の魅力

Québecファッションに、フランス語に、夜通しのパーティーと言えば、ケベック州。大自然とともに、歴史の重みとヨーロッパの気品が漂う都会の空気が絶妙なバランスで混在しています。フランスの香りに満ちたモントリオールとケベック・シティはシックで独特の雰囲気があり、歴史や伝統建築と現代的な都会の共存が見られます。どちらの街も数多くのレストランやバー、ナイトクラブや劇場、高級ショッピングモール、博物館・美術館、ギャラリーが軒を連ねています。モントリオール北部の美しい山々や農地からなるローレンシャン地方は、古き良き時代を彷彿とさせます。リンゴ園、農場の石造りの家、熟練のチーズ職人、何百年もの歴史を刻む丸太小屋があるかと思えば、21世紀の高級リゾート&スパ、ゴルフコース、スキー場、ぶどう園、B&Bも多数あります。米国バーモント州、ニューハンプシャー州、メーン州との国境沿い、モントリオールの南に広がる一帯はイースタン・タウンシップと呼ばれ、ニューイングランドの趣が感じられます。ケベック州は、有名なモントリオール国際ジャズ・フェスティバル、2000組のコメディアンが一堂に会するコメディ・フェスティバルなど、年間を通じて多彩なフェスティバルが開催されています。
 

サスカチュワン州 カナダの真ん中

Saskatchewanどこまでも続く開けた大地、広大な景色。金色に染まった麦畑がそよ風に波打ちます。大平原が広がるサスカチュワン州。はるか彼方まで見渡すことのできる広大な景色に魂が熱くなります。実際、数々のミュージシャンがこの大地の虜になりました。国際的な州都レジャイナ(ビクトリア女王の名にちなんで命名)には、中心部に北米最大級の都市型公園があります。中でもワスカナ・センターは、素敵な緑のエリアはもちろん、市立のロイヤル・サスカチュワン博物館、レジャイナ大学キャンパス、州議会議事堂のほか、地元や国内外の名作を集めたノーマン・マッケンジー美術館があります。ワスカナ・センターの構内には多くの人々が訪れ、ピクニック、ボート遊び、バードウォッチング、サイクリング、自然散策などをのんびりと楽しんでいます(年間を通じて可能)。州内最大の都市であるサスカトゥーンは、サスカチュワン川の両岸の景観維持に力を入れており、そのお陰でカナダの中規模都市の中でも最も美しい街と言われています。また、芸術文化の活動が活発なことでも知られています。
 

ノースウエスト準州 白夜とオーロラの地

Northwest Territories別名「白夜の地」と言われるノースウエスト準州。夜空には幻想的なオーロラがゆらめきます。大自然に抱かれた広大なエリアは、1999年に東半分が分離してヌナブト準州となり、西半分はノースウエスト準州として続いています。この西半分(現ノースウエスト準州のエリア)は、デネ族、イヌビアルイット族など各地からやってきた北部出身の人々が暮らしていることから、今もノースウエスト準州と呼ばれています。夏になると、夕暮れ時に太陽が沈まず、そのまま白夜が続き、やがて輝く朝日へと変わる様子を見ることができます。長い冬の間は、オーロラや満天の星空を堪能できます。まさに寝る間も惜しいノースウエスト準州の夜です。
 
 

ユーコン準州 手つかずの原野を肌で感じる北緯60度の世界

Yukon手つかずの大自然がそのまま残るユーコン。その荒々しい姿こそ、ユーコンの魅力なのです。ユーコン準州は大自然を満喫するのに最適な場。実際、釣り、ハイキング、自転車、カヌー、ラフティング、野生動物の観察など、自然とのふれあいは生活の一部にとけ込んでいます。絶景が自慢のクルアニ国立公園は、ヘリコプターで周遊するヘリハイキング、氷河トレッキングも楽しめます。ユーコンの2大都市であるホワイトホースとドーソン・シティは、大自然体験の旅の起点となります。特に6月から8月の間はこうした旅を楽しむ人々で最盛期を迎えますが、春や秋といったピーク前後の閑散期も、スノースポーツや紅葉を堪能できます。寒さ厳しい冬期は幻想的なオーロラを楽しむ絶好の季節です。
 

ヌナブト準州 イヌイットの地

Nunavut1999年4月1日、広大なノースウエスト準州が東西に分割され、東半分がヌナブト準州を名乗ることになりました。ヌナブトとは、先住民イヌイット族の言葉であるイヌクティトゥット語で「我々の土地」を意味します。イヌイット族は、この地を単に「イヌイット」(「人々」の意)と呼んでいます。冬の楽しみは、何と言っても美しいオーロラ、犬ぞり、クロスカントリー。地域ごとに開催されるイベントや催し物では、手作りの素朴な料理、物語の読み聞かせ、ダンス、地元民とのふれあいなど、ヌナブトならではの心温まる時間を過ごすことができます。

 

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