カナダ通の ブログ

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カナダの野生動物-フクロウ-

著者 Yuichi Takasaka

第23号 フクロウ

カナダには多種のフクロウが生息しています。都会の近くでもフクロウの鳴き声が聞こえることがあるのはそれだけ街にも沢山の森が残されているということでしょう。第13号で紹介したシロフクロウはフクロウの中でも別格に人気がありますが、他の種類も観察を続けるととても興味深いものです。

第13号シロフクロウ
http://mediacentrejapan.canada.travel/content/ctcblog/YT/Feb28

私が以前住んでいたナス谷の先住民族の村々にもいろいろなフクロウがやってきました。大抵は秋にこの地域にやって来て越冬後、春先にまた他の地域に移って行く感じでした。大きいフクロウは体長60cm以上にもなりますが、小さな種類は20cm程しかなくこれが同じフクロウの仲間なのかと驚いたものです。

一番大きいのがカラフトフクロウ (Great Gray Owl)で体長60~80cmにもなります。こんなに大きくても飛ぶ際には特殊な羽毛の形態により風切音がありませんから、狙われた獲物は気付く間もなく捕らえられてしまいます。

カラフトフクロウ
http://www.blue-moon.ca/mailmag/No043.html

またアメリカフクロウ (Barred Owl)も大きく、40~60cmと大きいのですが、細い木々の梢に楽々と止まるところを良く目にしました。Barred Owlとは体の模様がバーコードのように縦縞であることから付けられています。近い種類にバーコードの代りに白いスポットの模様のあるSpotted Owlが居ますが、絶滅に瀕しておりなかなか見ることが出来ません。

アメリカフクロウ
http://www.blue-moon.ca/mailmag/No030.html

小さな種類ではアメリカキンメフクロウ (Northern Saw-Whet Owl)が体長20cmほどでとてもかわいらしいですが、目を半分開けてこちらを伺っている様子はやはり猛禽類だと思わせます。

アメリカキンメフクロウ
http://www.blue-moon.ca/recent_album/No103.html

カリフォルニアスズメフクロウ (Northern Pygmy-Owl)も20cmほどの小型ですが、さすが猛禽類だけあり獲物を仕留めたところは凄いです。以前自分より若干小さいだけのネズミの頭を突いて捕獲した個体の写真を撮りましたが、嘴から真っ赤な血を滴らせて木の枝にずっと留まっていました。格闘に疲れたので体力の回復を待っていたのでしょうか、暫くしてから重そうに飛び立っていきました。

カリフォルニアスズメフクロウ
http://www.blue-moon.ca/recent_album/No105.html
http://www.blue-moon.ca/recent_album/No106.html

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